痛痒くて不快だし、見た目的にも目立つし、発症したら2週間は辛い口唇ヘルペス。
日本でもアメリカでも色々な薬を試してきた私が、ようやく本当によく効く治療法と予防法を見つけたのでご紹介したいと思います。
- 口唇ヘルペスがよくできて困っている
- 薬が効いてる気がしない
- 口唇ヘルペスを予防したい
こんな方にぜひ読んでいただきたい記事です!
口唇ヘルペスができる原因
何度も繰り返し発症する私のような人と、生まれてから一度もできたことがないという人も多い口唇ヘルペス。
「単純ヘルペスウイルス」というウイルスが原因となって、くちびるやその周辺に痛みや痒みを伴う水ぶくれができる感染性の病気です。
この単純ヘルペスウイルスは30歳で約50%が感染しているありふれたウイルスなのですが、一度感染して免疫を獲得してもウイルスは神経に潜んでいて、何らかのきっかけで再活性化し症状が現れてしまいます。
そのきっかけとなる原因はこちら
- 疲労やストレス
- 風邪などによる免疫力の低下
- 睡眠不足
- 紫外線に当たる
口唇ヘルペスの再発治療薬を色々試してみたレビュー
日本の薬局で購入 アクチビア軟膏
有効成分アクシロビルという抗ウイルス薬が、ウイルスに直接作用するというアクチビア軟膏。
アクチビア1g中、アクシロビル50mg配合(5%)。
容量が2グラムなので試供品?かとびっくりするほど小さいチューブです。
薬剤師さんに聞いてヘルペスが再発した旨を伝えて出してもらったのがこちらの治療薬。
日本に住んでいるときに使用してみましたが、劇的効果は感じず治癒まで2週間くらいと平均的な治癒期間でした。
出来るだけ症状を軽く抑え、治るまでの期間を短くしたい私はさらなる薬を求めて違う薬局へ。
日本の薬局で購入 アラセナS軟膏
アラセナSは抗ウイルス成分ビダラビン配合の口唇ヘルペス再発治療薬。
1g中ビダラビンが30mg配合されています(3%)。
こちらも薬剤師のいるドラッグストアで購入しました。
唇がピリピリムズムズしてきたな・・・という超初期の段階で塗り始め。
一日1〜4回の塗布を守りましたが、こちらも治癒まで2週間ほどかかります。
アメリカの薬局で購入 abreva
ロサンゼルスに引越して来てからヘルペスが再発し、日本から持って来ていたアラセナの消費期限が切れてしまっていたので、慌てて薬局で購入したのがabreva。
売り場には様々な薬が売っているので、アメリカ人もかなり悩んでいるんだな〜と実感。
アメリカでヘルペスの薬といえばこれ!というほど有名なヘルペス治療薬で、抗ウイルス成分ドコサノールが10%配合されています。
容器はプッシュ式で清潔に使用できるのも◎。
ホームページによると、症状出始めのピリピリ感を感じた時からすぐ使用開始すれば2日半で治癒すると書いてあります。
しかも治癒までの平均日数は4.1日。
私の今までの2週間に比べたら驚きの早さ!
抗ウイルス剤の配合量が10%と日本に比べて多めだからかもしれない、すごい薬を発見した!と大喜びした私でしたが・・・
アメリカの薬局で購入 SuperLysine+
もうこのままこのヘルペスの再発に怯えながら暮らすのかと思っていた時、アメリカのアマゾンで高レビューのSuperLysin+という薬を発見。
とりあえず購入し、またヘルペスになりかけの前兆を感じた時にすぐ塗ってみました。
すると!!患部があまり大きく広がらずなんだか効いている!!!
通常ならば1日から2日後に水泡ができ始め、それが大きくなって腫れてくるのですが、Lysine Lip Clearを塗っていたら水泡がほんの少しできただけ。
赤みはあるけれど痛痒さも無く、そのまま患部が広がらずになんと初めて5日くらいで治癒しました!
抗ウイルス成分は無く、有効成分はメントールが0.1%配合されているだけ。
でもLysineという名前の通り、原材料にはリジンが配合されています。
調べてみると、リジンはヘルペスに大変有効な成分だということがわかり、おそらくこのリジン成分が私のヘルペス治癒にバッチリ効いたようです。
- 必須アミノ酸の一種リジンはヘルペスの発症を予防する作用と、できてしまったヘルペスを改善する作用がある。
- 同じくアミノ酸の一種のアルギニンはヘルペスの発症を促進するため、リジンをアルギニンより多く摂取することが大切。
- アルギニンを多く含むニンニクやピーナッツ、コーヒーなどの摂りすぎに注意し、リジンとアルギニンの比率を4:1にすることが望ましい。
- リジンを多く含む鰹節、しらす干し、大豆タンパクなどを意識的に摂取、補うためにサプリも有効。
▼こちらのパッケージは大手ドラッグストア、Target、Walmartなどでも販売されているデザイン。中身は上記と全く一緒になります。
このパッケージはアメリカのAmazonでも購入可能。
日本からは楽天やヤフー、アマゾンなどで購入できます。
ヘルペスを予防するために購入したおすすめのサプリ
SuperLysine Immune Support
リジンがヘルペスの再発防止と改善作用があることがわかったので、家にリジンのサプリメントを常備することにしました。
リジンの1日における摂取量の目安は2,000mg程度。
体重1kgあたり、リジンはおよそ30mgの摂取が推奨されているとのことですが、食品からもリジンを摂取していることを考えサプリの一日の摂取量の目安は1,000mgほど。
アメリカでは500mgと1,000mgのサプリメントがたくさんドラッグストアで販売されています。
我が家の常備サプリはアメリカアマゾンで購入しているQuantum HealthのSuperLysineサプリ。
1つのタブレットに500mgのリジンやビタミンCなど配合されていて、比較的小さめの粒なので飲みやすいです。
アメリカAmazonのレビューも10,000件超でとても良く、治療クリームと後述するリップクリームと合わせて、私にとってなくてはならないものになってます。
Nature Made L-Lysine
一粒で1,000mg摂取できるサプリは、口コミレビューも良くて安いのが良いところ。
スーパーマーケットやドラッグストア、Amazonなどでも簡単に手に入るので、とりあえず試してみたい方にオススメです。
スーパーリジン+L-リジン配合リップスティック
紫外線を浴びるアウトドアの予定の日や、ハイキングなど外を沢山歩く予定の日はこちらのリジン配合リップクリーム を塗るようにしています。
SPF21で日焼け止め効果もありさらにリジンが配合されているので、紫外線によるヘルペスの再発を抑える効果があります。
私はいつもポーチに入れて不安な時はすぐ塗るようにしているので、ある意味お守り代わり。
ほとんど匂いは無く、過度にベタつかず値段も比較的お安いので気兼ねなく使えますよ!
ヘルペスが再発しそう・・・と心配な時はなるべく頻回に塗ってみてください。
アメリカAmazonで購入できます。
ヘルペスをどうしても目立たせたくない時の必需品 パッチ
いくら薬を塗ってもいきなり消えるわけではない口唇ヘルペス。
そんな時に限って写真撮影があったり、大勢の人と会わなければいけなかったり・・・
そんな時に大活躍するのがヒーリングパッチやQuantum Healthの透明な口唇ヘルペス用のパッチです。
1.5cmの半透明のパッチをヘルペスに貼ることで、ウイルスの増殖や周りへの感染を防ぎ、さらにパッチの上からリップクリームや口紅を塗ることができるので本当に目立たなくなります!
唇なので貼り方によってはシワがよったり、角度によってはやはりパッチを貼っていることがわかりますが、それでも見た目の精神的な辛さはずっと軽減されますよ。
透明フィルムを片側だけ剥がし、上から下へ向かってゆっくり貼るようにするとうまく密着します。
ゆっくりフィルムから剥がすのがポイントです。
まとめ 様々なアイテムでヘルペス再発防止&治るまでの期間を短く!
できればヘルペスなんてもう二度と発症したくない、というのが本音。
でもこれも私の体質なので、色々調べてヘルペスに対抗するアイテムを揃えてきました。
アメリカではヘルペス治療や発症予防にリジンのサプリを飲むことが常識だったり、コンピードフィルムでメイクができるようになったりと、こちらに来てわかったことが沢山ありました。
ヘルペスを発症して辛い思いをしている人に、これらの情報が少しでも役立ったらいいなと思っています。
以上、ヘルペス治療薬の効果比較と予防策でした!