家にまつわる問題は大きなものから小さなものまで色々ありますが、5年間住んでいる中で一番辛かったのがネズミ!
現在進行形でネズミ対策中なので、我が家のようにならない為にもぜひご一読ください。
ロサンゼルスにネズミなんているの?
一年中爽やかな気候と照りつける日差し。
ロサンゼルスとネズミなんて無縁のイメージですが、実はたくさんいるんです。
2019年には、ダウンタウンにあるロサンゼルス市庁舎にネズミが大発生し、チフスの被害まで?!という衝撃的なニュースがありました。
ネズミが増えている原因として、ホームレスの増加や、駆除の効果が大きかった薬物が自然環境や他の生態系への影響を考慮し使用禁止になったことだと言われています。
その2019年のニュースによると、過去12ヶ月でネズミ駆除の依頼は約60%増加しているとのことですが、そのうちの一件は我が家です・・・
始まりは悪臭から
ある暑い夏の日のこと、階段を登っていると今まで嗅いだことの無い奇妙な悪臭を感じました。
階段の下は床下に通じる出入り口があるところ。
しかし他の家族に言っても「気のせいじゃない?」で片付けられ、そのまま3日が経過。
日に日に悪化する悪臭に、これはきっと床下の水漏れに違いない!と思った私は、プラマー(配管工事業者)に連絡をして床下を見てもらうことにしました。
数日後に来てもらった時には、すでに家中に広がる悪臭。
プラマーは床下の出入り口を開けた瞬間に「これはネズミの遺骸があるな!」とキッパリ。
ショックで絶句している私をよそに、「ここから見えるぞー」の声・・・
追い討ちをかけるように、「今見えるネズミはこの一匹だけだけど、落ちているフンの量からするとこれは一匹だけじゃなくて、家族がいるね。」とのこと。
もちろんこれはプラマーの仕事ではないのでプラマーはそのまま帰ってしまい、大急ぎで紹介されたExterminator(ネズミ駆除業者)に連絡しました。
Exterminatorの素晴らしい仕事さばき
連絡は取れたもののその日はすでに金曜日。
週末は休みなので月曜日になるよ!と言われて、悪臭とネズミの家族の存在に絶望しながら窓全開で過ごした週末はすごく辛かったです。
待ちに待った月曜日、一人の男性が現れ「辛かったね」の一言と共に、あっという間に作業を開始してくれました。
- 床下に潜り込みネズミの遺骸をキャッチ。
- ライソールを大量に使用して床下消毒。
- ネズミのフンの量を確認した上でやはり他にもネズミがいる可能性が高いため、床下にいくつかネズミ捕りを設置。
- ネズミの出入り口になるような隙間がないかどうか、家周りの確認
悪夢が再び
それからは全く悪臭もせずネズミのことなど忘れていた翌年に、階段付近からまた嗅ぎ覚えのある悪臭が・・・
絶対ネズミに違いない!と夫が床下を確認したところ、なんとネズミ捕りに一匹の死骸が掛かっていました。
なぜ今頃?やっぱり家族がいたの??
前回のExterminatorに連絡するも、予約が一杯で4、5日は来れないとのこと。
「捨てるだけだから自分でやってみたら?」と明るく提案されてしまいました。
嫌がる夫に手袋とマスクをはめさせ、調理用トングでネズミ捕りごと除去に成功。
ライソールなどで床下を徹底消毒した後はまた家周りを再点検し、こんな狭いところ?と思われる隙間もテープで塞ぎました。
ネズミかもしれないと思ったら
就寝中に天井から足音がする、部屋にネズミのフンのようなものが落ちている、我が家のように悪臭がするなどの場合は、即刻ネズミ駆除会社に連絡をしましょう!
ロサンゼルスの駆除会社は需要が高く、当日すぐ家に来てもらうことが難しいので、異変を感じたら出来るだけ早い行動がおすすめです。
その際は以下のことを徹底してください!
- 怪しい場所を素手で触らない
- マスクをする
- 消毒を徹底する
今すぐできるネズミ対策
ネズミは必ず外から家の中に侵入してきます。
なんと10円玉程度の穴でもすり抜けてしまうというので、徹底した対策が必要です。
- 家周りを総点検。穴や亀裂を塞ぐ
- ネズミやアリ対策にキッチンなどに食べ残しを放置しない
- もし庭にネズミの好む、アイビーが密集している箇所があったら適度にカット
- ネズミが嫌うミントやユーカリなどハーブの香りを活用
以上、ロサンゼルスのネズミ被害についてでした。