はい、タイトルの通りアメリカで切れ痔になりました・・・。
実は日本に住んでいた頃にも切れ痔になり、肛門科に通院歴のある私。
3年前から始めた人参ジュースのおかげで、切れ痔とは無縁のすっきり生活を送っていたはずなのに、再発してしまった理由とその経過、アメリカで買える痔のお薬を記事にまとめました。
どなたかの参考になりますように・・・
治っていた切れ痔が再発!その悲しい理由
このブログでも何度もお伝えしているように、人参ジュースの素晴らしい効果の一つに便秘の解消があります。
実際に人参ジュースを飲み始めて、幼少時から悩んでいた便秘はすっかり解消しました!
なのになぜ切れ痔が再発してしまったのかというと、良かれと思い毎日朝食に食物繊維たっぷりのオートミールを取り過ぎたから。
この夏の日本滞在から緩みまくった食生活を少しでも整えようと、食べ慣れないオートミールを朝食に山盛り食べ始めた結果・・・
食物繊維たっぷりのオートミールの消化に時間がかかり、お腹はガスで張ってパンパンで苦しく、便が硬くなりトイレで頑張った結果切れ痔の再発となりました。
食物繊維って腸にいいんじゃないの?
腸の働きを良くするために食物繊維を食べましょう!というのは定番中の定番ですが、それはあくまで腸が健康な方向け。
私のように玉ねぎやニンニクを食べるとうまく消化できずに腹部膨満感に悩まされたり、小麦製品を食べすぎると便秘になってしまう体質の人は、食物繊維の大量摂取にはちょっと注意が必要です。
食物繊維には不溶性と水溶性があり、不溶性食物繊維は便のカサを増やして腸の働きを刺激するのに対し、水溶性食物繊維は水分を保持し排出しやすい便を作る特徴があります。
ネットで検索してみると、オートミールで便秘が解消せず、逆に便秘や下痢になったという結果もちらほら。
こればっかりは個人で腸の状態が違うので、健康にいいからといきなり毎日もりもり食べ始めたりせず、少量から様子を見て摂取していくことが大切だと痛感しました。
アメリカで買える痔の治療薬 色々試してみた経緯
経験者の方はわかってもらえると思いますが、切れ痔って本当に痛いんですよね・・・
一度切れると翌日もまた切れるんじゃないかという恐怖で、トイレが遠のきさらに悪化するという悪循環に陥ってしまいます。
便秘が続くと腸が水分を吸収し便がどんどん硬くなってしまうので、我慢せず毎日トイレに行くのが大切なのですね。
アメリカで買える市販の痔の薬といえば超有名なのが、Preparation H。
どこのドラッグストアにもある定番商品なので、アメリカ人も痔に悩んでいる人が多いんだなあと実感できます。
Costcoにもビッグサイズが販売中
私がまず使用したのは、Preparation H Hemorrhoidal Ointmentという軟膏。
半透明の軟膏を1日4回まで、清潔にした患部に直接塗布します。
これを塗って1週間くらいで治ってしまった方は、軽症の切れ痔!
初めて切れ痔になってしまった時や、排便後にちょっと不快感が気になる時はまずこちらから試してみてください。
次にオススメなのが、痛み止めとアロエが配合されたクリームタイプのPreparation H Hemorrhoidal Cream。
先ほどの軟膏はワセリンが主成分で、刺激が弱く保湿力が高いのに対し、このクリームは白色でサラッとしています。
軟膏タイプではちょっと物足りない方や、ベタつかずさらりとした使いやすさをお求めの方はこちらを使ってみても良いと思います。
痛みが激しい時は、局所麻酔成分リドカイン入りのPreparation H Rapid Relief with Lidocaineがオススメ。
ちょっとお値段が高めですが、リドカインが5%も配合されているので痛みを抑える効果も高め。
日本の有名なボラギノールはリドカインは3%なので、さすがアメリカのお薬といった感じでよく効きます。
Amazonでのレビューもかなり高評価なので、私はお守り代わりに家に常備しています。
就寝時など患部に薬を留まらせたい場合は、座薬タイプのPreparation H Hemorrhoidal Suppositoriesもあります。
おそらくこちらは切れ痔というより、肛門の内側のいぼ痔の方向け。
寝る前に使用することで、翌朝の排便の恐怖が薄れるはず。
しかし切れ痔は外側なので、やはり軟膏やクリームタイプの方が効果があると思います。
薬だけでは治りづらい切れ痔 私が実践したこと
切れ痔が再発してから約1ヶ月。
今の私の切れ痔の状態は、1日2回薬を塗っているものの痛みもなく落ち着いています。
何より食事含む生活全般を改善したことにより、腸環境が改善し、便が程よい硬さになり傷が治ってきたことも大きいと思います。
痛みが激しい切れ痔の場合は、まずは薬の力に頼る必要がありますが、長い目で見ればやはり生活習慣の見直しも大切だと今回本気で実感しました。
直接的な原因はオートミールによる便秘でしたが、その前からお尻に優しいとは決して言えない乱れた生活をしていた私。
- 腸が弱いにも関わらず、パンや焼き菓子など毎日食べる
- めんどくさいからとシャワーだけで済ます
- 出不精で家でゴロゴロ
- 車で移動するので毎日の歩数が3桁
- 毎朝人参ジュースを飲んでいることに安心し、野菜や海藻摂取が少ない
書き出してみただけで、これじゃあ切れ痔になるよね、という酷い生活でした。
痛い目に合わなければ生活習慣を直せない私もどうかと思いますが、今実践しているのはこちら。
- 朝起きて一杯の水
- 15分くらいの腹筋を意識したストレッチ
- 1日5000歩を目指す
- 便をやわらかくするため、サラダ類よりも意識して海藻類などの水溶性食物繊維を食べる
- 小麦製品を控える
- 水分をこまめにとる
- 人参ジュースは変わらず継続
特に効果を感じているのが、海藻類やオクラなど水溶性食物繊維をとることにより便を硬くさせないことと、ストレッチです。
寝ながら腹筋や骨盤底筋を鍛えるような運動や、体をひねるストレッチをすることで、良い感じに腸を刺激できている気がします。
忙しい日はなかなか5000歩を歩くことが難しいけれど、1週間の平均で達成するように考えたらいいかも?
ひとつひとつはどれも簡単にできそうなことばかりなので、健康のためにもできるだけ続けていこうと思っています。
こちらの記事もぜひ読んでみてください
痔の方へおすすめの書籍
私が実際にKindleで購入し、とても参考になったのが「マンガでわかる痔の治し方」という本。
軽いタッチの漫画なのでとても読みやすく、1時間ちょっとで読み終わりました。
痔の基礎知識や、痔を改善する生活習慣と食生活などがよくわかるのと、痔とうまく付き合って人生を送っていこう!と前向きになれる感じがとても良い。
痔に悩む方におすすめです。
もう一冊のおすすめは、こちらもマンガ形式の「私のお尻のメッセー痔」です。
大変な痔の手術を乗り越えた若い女性のお話なのに、とにかく笑いのセンスが最高でとても楽しく読むことができました。
痔で悩んでいる人ってたくさんいるし、1人じゃないんだ!と勇気をもらった一冊です。
どちらもアメリカからでもKindleで購入できるので、ぜひ読んでみてください!
人参ジュースについてはこちらからどうぞ