ロサンゼルス在住の我が家は、18歳の息子を含め家族3人がコロナワクチンの2回目接種を終了しました。
14歳の娘は1回目を接種済み、来週に2回目を接種予定です。
あくまで個人の体験談ですが、ワクチン接種時の様子や副反応について記事にしましたので、ご興味のある方はぜひ読んでみてください。
アメリカで接種できるワクチンの種類と選んだ方法
現在アメリカで接種できるワクチンは、ファイザー、モデルナ、Johnson & Johnsonの3種類。
接種場所ごとに打てるワクチンが違うので、自分で選ぶときに接種場所とワクチンの種類を確認して予約することになります。
我が家は、
- 私・夫 モデルナ
- 息子・娘 ファイザー
というワクチンを選択。
息子は元々1回の接種で済むJ&Jを予約していましたが、前日に血栓の副反応が報道され接種が中止となり、急遽ファイザーを打つことになりました。（現在はJ&Jは接種可能）
娘は18歳未満のため、現時点でファイザー以外の選択肢はありません。
私と夫がモデルナを選んだ理由は、アジア人にはモデルナの方がワクチンの有効性が高いという記事を読んだ義両親に、強力におすすめされたから。
All five of the people in the Moderna trial who developed COVID-19 after receiving the vaccine were white. As a result, the Moderna vaccine was 100% effective in Black, Latino and Asian Americans, as well as in people with mixed racial backgrounds. Vaccine efficacy could not be determined for Native Americans or Pacific Islanders because there were no cases of COVID-19 in either the vaccine or the placebo groups.
In its Phase 3 trial, the Pfizer vaccine was 100% effective for Black study participants and 94.5% effective for Latino participants, slightly below the 94.7% effectiveness for white subjects. In addition, it was 74.4% effective in Asian Americans, and 100% effective in Native Americans and Pacific Islanders. Among people described as multiracial, it was only 10.4% effective, with one case of COVID-19 among those who got the vaccine and one case among those who got the placebo.
Los Angeles Timesより引用
この記事によると、治験の段階ではモデルナワクチンはアジア系アメリカ人には100％の有効性があったとのこと。
でも昨年12月時点での記事なことと、治験の参加人数が少なかったので正確なデータと言えるのかどうかと議論されていることも事実。
それでも義両親の周りの台湾系コミュニティではモデルナが大人気だそうです。
当日のワクチン接種状況
息子のじんが接種したのは、Cal State Northridgeという大学の大規模接種場。
ドライブスルー形式で、書類の確認などのやり取りから実際の接種まで全て車の中で行われました。
夫が運転する車で行ったので、じんは助手席に座ったまま。
娘の1回目はファイザーを扱うサンタモニカのドラッグストア。
店内奥にある調剤薬局の窓口で手続きをし、接種待ち。
ワクチン接種用に即席で作られたような店内の小部屋で、薬剤師さんからワクチン接種を受けました。
接種後待機する椅子が少ししかないので、駐車場の自分の車の中で15分ほど待機してから帰宅しました。
私と夫はモデルナを扱う別のドラッグストアで接種。
当日の流れ的には娘の時と全く一緒でした。
コロナワクチン副反応 我が家の場合
気になる接種後の副反応は、家族4人でも本当にバラバラでした。
息子じん 18歳
1回目接種した日の夜から頭痛と倦怠感、接種した腕の痛み。
眠気がすごいとのことで、よく眠った翌朝はスッキリしていました。
2回目の接種後は色々準備いていたにもかかわらず、腕の痛み以外は全く副反応は無し。
1回目に感じた倦怠感などもなく、ピンピンしていました。
夫ピン 40代
1回目接種直後から腕の痛みと倦怠感があり、帰宅後すぐベッドに入り眠ってしまうが、翌日には回復。
2回目は、接種後10時間あたりから発熱、関節の痛みありでタイレノールを服用。
接種後24時間あたりで熱が39.3度となり、またタイレノールを服用したけれど、腕や肩を含め全身に痛みと倦怠感が強く、接種翌日はほぼ寝たきりに。
接種後36時間後には一旦元気になるも、その後再び発熱で38.5度。
再度のタイレノールと水分補給で乗り切り、3日後には通常通りに戻りました。
まこ 40代
1回目接種後は腕の痛みのみで元気。
2回目接種後、夫とほぼ同時期に発熱、関節の痛み、倦怠感ありでタイレノール服用。
接種後24時間あたりが一番辛く、熱は38.5度くらい。
その後徐々に回復してきて、接種後48時間くらいには普通に家事をするほど回復。
娘たま 14歳
この記事の時点ではまだ1回しか接種していませんが、1回目接種後は腕の痛みと倦怠感を訴えていました。
でも普通にビデオゲームができていたので、それほどでもなさそう・・・
2回目は6月初旬予定なので、準備万端で臨みたいと思います。
ワクチン接種 準備しておくと良いもの
今回の体験を元に、ワクチン接種をする前に準備しておくと良いものをまとめてみました。
接種前日、当日は水を沢山飲む
副反応を軽くするために、前日から当日にかけて水を沢山飲んでおくことがお勧めされています。
ワクチン接種した際にも、水は沢山飲んでね！と声をかけられました。
アルコールは控えることも重要だそうです。
おでこで測れる体温計が便利
接種後は腕や肩を動かすと痛かったり、通常の脇の下で測る体勢が辛い場合が多かったので、おでこでピッと1秒で測れる体温計が大活躍でした！
使用したのはAmazonで購入したこちらの体温計。
安いのに毎回正確で、本当に1秒で測れる優れもの。
解熱剤のタイレノール
接種時に薬剤師さんからも、鎮痛剤はタイレノールをと念押しされたほど必須のタイレノール。
ドラッグストアでは本当に様々な種類のタイレノールが売っていますが、我が家は飲みやすい粒の大きさで強すぎない処方のRegular Strengthタイプを愛用中。
一粒中アセトアミノフェンが325mgで、6歳以上の子供も服用できるタイレノール。（アメリカではExtra Strengthの500mgが主流）
Amazonではとてもお得な値段で買えるので、家にいつも常備しています。
頭痛対策にMigraine Stick
このMigraine Stickは、ペパーミントやラベンダーなどのエッセンシャルオイルが配合された、ロールオンタイプの頭痛軽減スティック。
おでこやこめかみ、首の後ろなどに直接塗り込むことで、頭痛がスーッと軽減されるからお勧めです。
タイレノールと併用することで、痛みを乗り越えることができました。
まとめ ワクチン副反応はやはり人それぞれ 万端の準備で！
我が家は子供たちがファイザー、私と夫はモデルナワクチンでしたが、それでも副反応の出方はそれぞれでした。
若者だから副反応が軽いということもなく、息子の友達は発熱と吐き気があり大変だったり、ファイザーワクチンでも熱が出た人や全く副反応が無かった人も。
事前に水を沢山飲み、規則正しい生活をして体調を整えておくことや、万が一熱が出てしまった時に対応できるように準備をしておくことが大切かなと思います。
以上、コロナワクチン接種体験談でした。
