子供たちにとっては楽しいバースデーですが、親はパーティーを計画したりプレゼントを用意したりと、何かとストレスのかかるイベントのひとつ。
幼稚園や小学校時代と違って、中学生・高校生ではお誕生日のプレゼントも金額もどんどん変化していきます。
この記事では、現役LA高校生の娘たまの実体験を元に、お誕生日プレゼントの種類や相場をまとめました。
具体的な金額や実際にやりとりしたプレゼントを知りたい方は、ぜひ読んでみてください。
アメリカでは中学生・高校生でも誕生日パーティーはするの?

パーティー文化のあるアメリカは、ワイワイみんなでお誕生日を祝うのはとても大切なこと。
なので、中学生・高校生になってもしっかり誕生日パーティーは開催する人も多いです。
でもロサンゼルスの私立中学・高校に通うたまの周りでは、クラス全員を呼ぶような大きな誕生日パーティは12,3歳まで。
それ以上の年齢になったら、仲の良い友人4〜10人くらいを呼んでの小さめのパーティーが主流です。
学校では、誕生日当日に友達がサプライズでロッカーを飾ってくれたり、ハッピーバースデーと書かれたティアラをかぶって一日過ごしたりと、みんな本当に楽しそうに過ごしています。
服装に厳しい学校でも、そういった日は大目に見てくれるのがアメリカらしい!
ロサンゼルス在住娘がここ一年で実際に呼ばれたバースデーパーティー

コロナ禍でも、ワクチンを全員が接種していたりマスクを着用することで、ほぼ通常通りの生活を送ることができるロサンゼルス。
娘のたまがこの一年実際に参加したバースデーパーティーはこのような感じでした。
- サンタモニカで食事&映画後、自宅でお泊まり会
- ディズニーランドやナッツベリーファームへ招待
- ソーテルで食事&街歩き後、自宅でお泊まり会
- センチュリーシティーモールで食事&ショッピング
友達とワイワイ遊んだりモールでショッピングをしたり、その後のお泊まり会が何より楽しい年齢のようです。
主催者の親は近くにいるけれど、食事に加わったりすることはなくそっと遠くから見守る感じ。

お呼ばれしたら基本的に送り迎えの運転手です
アメリカ中高生に人気のお誕生日プレゼントは?

小学生まではおもちゃや日本の可愛い文房具をもらったり渡したりしていたお誕生日のプレゼント。
中学生・高校生になってから、ほぼお誕生日プレゼントはギフトカードになりました!
アメリカはクリスマスやお誕生日、ちょっとしたお礼などにギフトカードを送る習慣があるので、スーパーマーケットなどにも必ず大きなギフトカードコーナーがあります。
中高生に人気のギフトカードはこちら。
- 王道のAmazon
- STEAM, XBOX, PlayStationなどのゲーム系
- Sephora
- Nordstrom,、Bloomingdale'sなどのデパート系
- Lululemon、Urban Outfittersなどアパレル系
ギフトカードは自分で好きなものが買えるので、それぞれ好みが難しいティーンエージャーにはやはり大人気。
ゲーム好きの男の子にはSTEAMなどを選び、メイク好きな女の子にはSephoraが多いです。
親友の女の子には、自分で選んだネックレスなどのアクセサリーをあげたりする場合もありました。

私はSephoraが一番嬉しい
中学・高校生のバースデープレゼントの金額相場はいくら?

ギフトカードのプレゼントが主流になってから悩むのが、プレゼントの金額です。
バッチリ金額がわかってしまうので、なるべくならみんなと金額は合わせたいところ。
娘の周りでは、14, 15歳へのプレゼントは、ほぼ一律$50でした。
12, 13歳では$30〜$40だったので、年齢が上がると共にプレゼント相場も上がっているようです。
交友関係が広い子供の場合は親の負担が大きくて大変ですが、年に一度のこととして頑張るのみですね。
たまの周りにはユダヤ教(Jewish)の友達がたくさんいるので、彼らの超盛大なパーティー(Bar and Bat Mitzvah)に何度も招待されました。
Bar and Bat Mitzvahはユダヤ教徒の成人式。
13歳になった男子はBar Mitzvah、12歳になった女子はBat Mitzvahと呼ばれ、シナゴークでの儀式の後で夜からパーティーが開催されます。
そのパーティーに呼ばれた場合は、基本ドレスやジャケットなどの正装で、プレゼントはユダヤ教で縁起が良いとされる18の倍数のご祝儀を渡します。
友達同士の場合は$54がオススメと聞いたので、我が家はずっとその金額のチェックを用意していました。
いつまで続く?バースデーパーティー

子供にとっては楽しい誕生日ですが、パーティーをするかどうかは個人によってバラバラ。
我が家の息子じんは、高校生になったら友達を呼んでのパーティーは一切しませんでした。
娘たまや仲の良い友達は毎年欠かさずパーティーをしているので、おそらくまだまだ続くはず。
しかも来年は16歳なので、Sweet Sixteenを盛大に祝う習慣のあるアメリカではさらに豪華なパーティーになるかも?
これからもサポート役としてですが、せっかくなので親も一緒に楽しんじゃおうと思います。

バースデーパーティー楽しくて大好き!
以上、ロサンゼルス中学・高校生のお誕生日事情でした。